初夏の贅沢「丹後とり貝」

喜一の店主は、旬の鳥貝も含め、天然物しか扱わず。

天然トリガイは、出始めが多く、かえって養殖の方が、身が厚く

大きいです・そして丹後で漁獲される天然物は、年によって

豊凶の差が非常に激しい為、

大変貴重で高価なものとなっていました。

しかし京都府農林水産技術センター海洋センターで、

大型の鳥貝（トリガイ）を安定的に供給するため、

 

（写真は、京都府のHPより、お借りしました）

トリガイは、他の貝に比べても、水質汚染に弱く、

国産は激減の傾向にあり、

現在京都の舞鶴湾でも　５月に入ったら、養殖が盛んになっている

ようですが、甘みがあり、　天然ものと大きな差と言えば、

天然の方が身が薄いようです。理由は大きさで

全国に先がけ近年、

トリガイの稚貝（左）を大量生産して、育成する技術を開発したため

安定してとり貝が　今後は7月頃まで食べられる、

しかしやはり高級寿司タネの為

生鳥貝（トリカイ）は、京都でも勿論東京でも

扱っている店は少ないので、今年こそいいものが出ていますので

是非召し上がってみてください。

「舞鶴のとり貝」は大変肉厚で、歯応えが良く、甘みがあります。

食べると柔らかで歯ごたえもあり、おいしさが口いっぱいに広がります。

そして丹後とり貝は、少し加熱すると甘みが更に増します。