松茸と鱧の土瓶蒸し!
鱧は、秋へと段々と鱧の身がしっかりと締まってくる変化を感じることができますが、
皮目を、旦那様が備長炭をおこした炭にジュと付け、程よい焦げ目を付ける事によって、
美味しさが増す気がします。
松茸はなんといっても、香りを楽しんでいただくものです。
その松茸の旬が始まり今まさに
松茸の香りが総檜の店内を、独り占めしていて、お勧めしなくとも追加注文が来るのは嬉しいです。
「名残(なごり)」鱧と「走り(はしり)」松茸を召し上がっていただくと
まるで失恋した時のような、過ぎ去る季節への懐かしさと、来るべき新しい恋への期待を大いに膨らませてくれるようなそんな季節の移り変わりをいだくようで
できるだけ、旬の盛りの時期とはまた違う、季節の重なりあう恵みを お楽しみいただきたいと存じます。
喜一の旦那様と女将の自信作です。
喜一ご予約先 電話03-3792-1098