喜一の女将です。
段々と暑くなってきましたね。
暑いときは冷酒をくいっと飲みたい!
お酒のお供にはあん肝がいいですね。
6月ももう終わりのこの暑い時期に、あん肝??
女将さん何を言っているの?
と思いますよね~
おっしゃるとおり!
あん肝と言えば冬のさむ~い時期ですよね。
喜一でも
冬はいつも、旦那様が目利きしたあん肝だけを仕入れて、
真冬のこってり
そして、とろけ~る
あん肝をお出ししています。
その美味しさに、私も感動!!
冬はあん肝、あん肝は冬
そう思っていました。
しかし・・・
先日、その認識が変わる衝撃の出来事が!!
それは、
旦那様と食事に行ったときの事です。
そうです。
夏なのにあん肝が出てきたのです。
出てきたときは、
夏にあん肝?大丈夫かしら?
と旦那様とアイコンタクトしてしまいました。
ところが・・・
食べてみると・・・
旦那様と2人
目を丸くして見つめ合ってしまいました。
予想外!!
良い意味に裏切られた~
濃厚、美味、感動
喜一でも出したい
ぜひつくり方を聞きたい
でも、旦那様は同業者に聞けないですよね(>_<)
そこで!
私が代わって、つくり方のポイントを聞きました。
すると・・・
なんと○○を使って処理をしていることが判明!
↑○○はこのあと出てきますのでお楽しみに♪
その日から旦那様は
毎日毎日、試行錯誤
痛風にならないかしらと心配するほどでした。
お客様に本当に美味しいものを
食べてもらいたいと言う気持ちに
頭が下がる女将です。
そしてついに・・・
真夏のクリーミーなあん肝が完成したのです\(^o^)/
今日は、旦那様に代わりまして、
その特別なあん肝のつくり方を少しお見せします。
【材料】
・あん肝
・塩
・酒
あん肝は北海道の余市産です。
色々なあん肝を試しましたが、夏はこちらがおすすめ
余市のものは6月ぐらいまでは、
美味しい脂ののったものが取れるんです。
【つくり方】
1.薄皮を取り除き、血合いを洗い流す。
2.水気をとったら、全体に塩と酒をふって、
ラップで丸めて形づくる。
3.低温調理器でじっくりと火を入れていきます。
上で○○としてたのは、低温調理器です!!
低温で調理することで、硬くなりすぎず、
とろ~りとした食感になります。
4.十分に火が入ったら、氷水で急冷し、
冷蔵庫で冷やして完成です。
このあん肝にぴったりお酒は、
築地限定酒 底抜け
あとからくる辛さが、
濃厚なあん肝に合います。