新子(シンコ)は出生魚で新子というのは稚魚で4~5cm、小鰭(コハダ)は7~10cm、
ナカズミは12~13cm、コノシロは15cm以上の魚となります。
コハダ、ナカズミ、コノシロは一年中獲れる魚ですが、
新子は7月中旬からお盆前までが旬で夏の風物詩のような魚です。
とても短い期間ですので特に初物は引き合いが強く、相場も高くなるような魚です。
稚魚というだけあって小さく繊細な魚ですので、
塩や酢の加減もデリケートな職人技も光るところでもあります。
とくに、新子の身は口に入れるとトロッと消えて旨みが広がるとても美味ですよ。
旬が短い貴重なこの時期にぜひ一度味わっていただけたらと思います。