いつもありがとうございます。
美味しそうな淡路島の鯛を、喜一の店主は仕入れてまいりました。
時期や食味に対応した呼称として、「桜鯛」(産卵期で脂が乗ったもの
本来は、寒鯛の”身が桜色”になったものを言うそうです。
春頃の鯛は確かに、5,6月ごろの「麦わら鯛」は産卵の後で美味しいとは言えない。
養殖は別です。
桜が咲くころの鯛を桜鯛というように、麦わらができるころ鯛を麦わら鯛と呼ぶそうです、
日本は呼び名まで情緒がございます。
麦わら鯛は鯛としてはいちばん悪いときで産卵し終わって 性も根も尽き果てしまっているのです。
桜鯛はその産卵を迎える一ヶ月前の鯛を言います。
鯛がいちばん良い時は、子を持つために栄養を貯える
1、2月頃が一番おいしいと言う人もあります。
このごろの鯛はほんと、見事にしっぽまで太って、刺身の鯛はとても風格すら感じます。
桜の咲く3~4月の、春がいちばん鯛がよく捕れる時期だから。
産卵するために鯛がのぼってきて、網に掛かる為。
たくさん捕れるときに“旬”という、喜一の店主の買ってくる鯛は、釣った上等のものでございます。
脂がノリに乗った上質のものを目利きして、桜鯛は見た目も赤いピンク色をしている。
そしてこの時期に鯛のすり流しを、前半にお出ししております。